アートメークは医師による施術で

小顔エステを受けていた知人に効いた話ですが、エステサロンにおいて、「アートメーク」という針で皮膚に色素を入れ、眉(まゆ)やアイラインを描く施術が、とくに女性に人気があります。一種のイレズミですが、ぬれても落ちないと、特に夏の間に人気が出ます。アートメークの人気の理由は、女性にとって化粧の手間が省けるからです。まつエクをすればマスカラをせずに済むのと同じですね。ところが、アートメークには深刻な皮膚のトラブルなど利用者からの訴えもあります。「目を痛めた」「肌の腫れがおさまらない」など重症化した報告もあります。エステサロンでは、機器の使い方が不確かな者がアートメークの施術をしている事例があるからです。アートメークの施術機器は、針で皮膚を傷つけるための機器ですので、医療機器です。国の許可なく、アートーメークの機器を販売することは、違法(薬事法違反)です。針で体を傷つけるのは医療行為ですので、エステサロンにおけるアートメークの施術は、医師免許が必要です。これは、レーザー脱毛も同様です。つまり、アートメークやレーザー脱毛は、医師による施術でなければなりません。警察は「利用者も危険性を認識すべきだ」と警告をしていて、国民生活センターも「どうしてもアートメークの施術を受けたい人は医療機関で受けるべきだ」と注意を喚起しています。

 

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